形而上絵画の創始者 ジョルジョ・デ・キリコ が描いた裸体

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Nu assis à la draperie rouge et jaune / Giorgio de Chirico (1888-1978) / Musée d’art moderne de la ville de Paris

ジョルジョ・デ・キリコ Giorgio de Chirico (1888-1978) はパリで開かれたアンデパンダン展、サロン・ドートンヌに出展 (1913) し、ギョーム・アポリネールの注目を受けた。後のシュールレアリズムの先駆となった形而上絵画 Peinture métaphysique の創設者の一人 (1917) 。
<赤色と黄色のドレープに座っているヌード Nu assis à la draperie rouge et jauneに制作年の記載はないが、モデルはキリコ夫婦の肖像画<Isa et Giorgio>の Isa (キリコの妻 Isabella Pakszwer) 。いずれも1940年前後の作品とみる向きがあるようだ。キリコの未亡人イザベラにより、パリ市立近代美術館に遺贈された (2011) 。

ピストルの持ち込み禁止 / パレ・ド・ジュスティス

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パレ・ド・ジュスティス/司法宮 Palais de justice 入場入り口の立看板。
「ピストルの持ち込みはできません」の表示は他で見た記憶はありません。
パリ北駅のユーロスター乗り場入口で案内人が機関銃の持ち込み禁止の案内板を見せながら「持ってませんね」と冗談交じりに聞かれたことはありますが・・

Aucun pistolet autorisé / Palais de justice

Pavillon Henri IV の ロビー 2

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サン=ジェルマン=アン=レー城 Château de Saint-Germain-en-Laye の一角、ルイ14世が誕生したパヴィヨン・アンリ4世 Pavillon Henri IV のロビー。
鏡の前に置かれたルイ16世妃<マリー・アントワネットの胸像 Buste de Marie-Antoinette>と鏡の左端に写った<ルイ16世の胸像>。
右にムゼ・デュ・パヴィヨン・アンリ4世 Musée du Pavillon Henri IV があって、ルイ14世が生まれた部屋 Chambre où est né Louis XIV だ。
<アンリ4世の胸像>は写っていない左手前の階段に置かれている。
右側にレストラン Pavillon Henri IV Restaurant がある。
<Pavillon Henri IV Restaurant>-4

Buste de Marie-Antoinette / Paris Pavillon Henri IV / Château de Saint-Germain-en-Laye

Pavillon Henri IV の ロビー

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サン=ジェルマン=アン=レー城 Château de Saint-Germain-en-Laye の一角、ルイ14世が誕生したパヴィヨン・アンリ4世 Pavillon Henri IV のロビー。
鏡前に置かれた・ルイ16世妃マリー・アントワネットと思われる胸像と鏡に写ったロビーの様子。右側にレストラン Pavillon Henri IV Restaurant がある。
<Pavillon Henri IV Restaurant>-4

Paris Pavillon Henri IV / Château de Saint-Germain-en-Laye

 

ルイ16世からメナール侯爵への贈り物        ルイ16世の胸像

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Buste de Louis XVI (1777) / Augustin Pajou (1730-1809) / Le Bristol Paris

メナール侯爵 Marquis de Ménars (1727-81) はルイ15世の公妾として有名なポンパドゥール侯爵夫人の弟。
この<ルイ16世の胸像 Buste de Louis XVI (1777)>はルイ16世 (在位:1774-92) がメナール侯爵に贈った自らの胸像。S.M=Sa Majesté (陛下)。
オーギュスタン・パジュー Augustin Pajou (1730-1809) の作品。
エリゼ宮に近いブリストル・パリ Le Bristol Paris のロビーに置かれている。
メナール侯爵のコレクションはポンパドール侯爵夫人から引き継いだものを含め死後に散逸したらしい。

マドレーヌ寺院恒例の「クレッシュ 2014 」

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ケベック出身の宝石細工職人エデエンヌ Edéenne の作品クレッシュ”レゾナンス” (2014) 。
クレッシュ Crèche とはクリスマス Noël に飾るキリスト誕生場面の模型のこと。
マドレーヌ寺院では近年クリスマスの前後に色々なアーティストにキリスト降誕場面の造形を展示する場を提供している。これは2014年のノエルのためのアートで、中央にキリスト。
エデエンヌはヴァンドーム広場に続くラペ通り Rue de la Paix に ÉDÉENNE (2003) のメゾンを持っている。

Crèche 2014 Résonance / Edéenne / Église de la Madeleine

蛇 (サタン) を踏みつける無原罪のマリア

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Statue du Vierge et l’enfant / Charles Émile Seurre (1798-1858) / Église de la Madeleine

マドレーヌ寺院の<聖母子像 Statue du Vierge et l’enfant>、Charles Émile Seurre (1798-1858) の作品。
無原罪の聖母マリアの足は人を原罪を持つものに誘った蛇 (サタン) を踏みつけ、エデンの園で蛇に唆かされたエヴァの罪から人間を解き放つ象徴的な存在であることを示す。

マドレーヌ寺院のマグダラのマリア Marie-Madeleine

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マドレーヌ寺院の祭壇に置かれている<聖マグダラのマリアの歓喜 Le ravissement de Sainte Marie-Madeleine>
天使に持ち上げられて昇天するマグダラのマリアを刻んだ カルロ・マロチェッティCarlo Marochetti (1805-67) の作品。
マドレーヌ寺院 (1842) は聖女マリー・マドレーヌ (マグダラのマリア) を守護神とするカトリック教会。因みに、ノートルダム寺院は”我らが貴婦人”つまり聖母マリア Vierge Marie 。

Le ravissement de Sainte Marie-Madeleine / Carlo Marochetti (1805-67) / Église de la Madeleine

ティツィアーノが描いたマドレーヌ/マグダラのマリア

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Madeleine pénitente (1533) / Titian (1485-1576) / Palais Pitti

裸身を豊かな金髪で覆い潤んだ目で天を仰ぎ見て<悔悛するマグダラのマリア Madeleine pénitente (1533頃)>。ティツィアーノTitian (1485-1576) が描いたマドレーヌ。フィレンツェのピッティ宮殿 Palais Pitti 所蔵。
長くて豊かなブロンドの髪、左下隅に描かれた香油壺はマグダラのマリアの属性/アトリビュート。イエスの足に香油を塗ったのはマドレーヌ。

シャンティイ城 Château de Chantilly で開かれた LA JOCONDE NUE / 裸のモナ・リザ 展にて。

メルキュール 商業の神 / ペタソスとカドケウスと巾着

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Mercure ou le Commerce (1780) / Augustin Pajou (1730-1809) / Pétase / Caducée / bourse / Musée du Louvre

ローマ神話の<メルキュール 或いは商業の神 Mercure ou le Commerce (1780)>、オーギュスタン・パジュー Augustin Pajou (1730-1809) の作品。ルーヴル美術館所蔵。
メルキュール/メルクリウスはギリシャ神話の神々の伝令使であり旅人や商人の守護神であるエルメス/ヘルメース。
有翼の帽子/羽根兜:ペタソス Pétase と蛇の巻き付いた有翼の杖/エルメスの杖:カドケウス Caducée はともにエルメスの属性。右手に持っている巾着/財布 bourse はメルキュールの属性で、商品に左手を置いている。

フランス本土の軍隊募集ポスターにガリアの雄鶏

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Affiche de recrutement pour les Troupes de la Métropole (vers 1930) / Danilo / Vincennes

ガリアの雄鶏 Coq gaulois が呼びかける”フランス本土の軍隊募集ポスター” 。
Danilo の作品  Jeunes gens Engagez vous dans les Troupes de la Métropole (1930頃) 。
ガリアの雄鶏はフランスの国鳥。
ヴァンセンヌの市庁舎横のスペースに展示されていた。2019.07.06.
「パリの解放」75周年を記念した企画かと‥

解放されたロレーヌのためのチャリティ販売のポスター

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Affiche pour une vente de charité pour la Lorraine Libérée (1918) / Henri Royer (1869-1938) / Vincennes

ナポレオン3世がプロイセンに敗れて以降ドイツ帝国領となっていたロレーヌ Lorraine が解放されて (1918.09.15.) 、パリ市庁舎前のヴィクトリア大通りで開催された (1918.12.12~16) チャリティ販売の予告ポスター。
ナンシー生まれのアンリ・ロワイエ Henri Royer (1869-1938) の作品 (1918) 。
右下にロレーヌ公国以来のロレーヌの紋章とアザミの花と小枝
ヴァンセンヌの市庁舎横のスペースに展示されていた。2019.07.06.
「パリの解放」75周年を記念した企画かと‥

食料の節約を呼び掛けたポスター / 第一次大戦

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Soignons la basse-cour. Je suis une brave poule de guerre, je mange peu et produis beaucoup. Ecole de Filles Avenue Daumesnil / Hôtel de ville de Vincennes

第一次大戦 (1914-18) 中、ドメニル大通りのパリ市立女学校の学生が”年金および食料の節約に関する全国委員会”のために作成したポスター (1918) 。G. Douanne 16才 のサインがある。
「私は勇敢な戦争の雌鶏であり、少ししか食べず沢山生産しています。」とあり、イラストの上段には「養鶏場の世話をしましょう。」と書いている。
ヴァンセンヌの市庁舎横のスペースに展示されていた。2019.07.06.
「パリの解放」75周年を記念した企画かと‥

 

庭師 小川 治兵衛 作庭の 岩崎小弥太旧居庭園

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岩崎小弥太旧居跡のフランス料理店 SAKURA で40年来のお友達と歓談しました。
丸亀藩の支藩、多度津藩主京極壱岐守の江戸屋敷だったところで、明治初期には井上馨邸でもありました。現在は国際文化会館 (1955) になっています。レストランから見たこの庭園は岩崎小弥太が京都の”植治” (屋号) こと7代目小川治兵衛に作庭 (1930) させたものです。

岩崎小弥太旧居庭園 / フランス料理店 SAKURA / 国際文化会館 / 麻布鳥居坂

ルネ・ラリック RENÉ LALIQUE 4

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ルネ・ラリック René Lalique (1860-1945) が食卓等に置かれる飾り物 Surtout として三羽の孔雀 Trois Paons をテーマにした作品<Surtout Trois Paons (1920)>です。

Surtout Trois Paons (1920) / René Lalique (1860-1945)

アール・デコの旧淺香宮邸だった東京都庭園美術館前 (目黒通り) に置かれている<北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック RENÉ LALIQUE アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美>展の看板に使われています。

東京都庭園美術館

ルネ・ラリック RENÉ LALIQUE 3

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Vase Nadica (1930) / René Lalique (1860-1945) / 北澤美術館 / 東京都庭園美術館

アール・デコの旧淺香宮邸だった東京都庭園美術館で開催中の<北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック RENÉ LALIQUE アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美>展に出かけました。
鳥やトンボ等の昆虫や(ギリシャの)アスリートと共に様々な妖精もルネ・ラリック のテーマの一つでした。
<花瓶 ナディカ Vase Nadica (1930)>もその一つです。
ギリシャ神話で川や泉に住む妖精ナイアド Naïad が絡み合っています。上半身が女性で下半身が魚のシレーヌ Sirène のイメージも重なっているように見えます。

ルネ・ラリック RENÉ LALIQUE 2

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Vase Palestre (1928) / René Lalique (1860-1945) / 北澤美術館 / 東京都庭園美術館

アール・デコの旧淺香宮邸だった東京都庭園美術館で開催中の<北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック RENÉ LALIQUE アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美>展に出かけました。
鳥やトンボ等の昆虫と共に(ギリシャの)アスリートもルネ・ラリックのテーマの一つでした。<花瓶 パレストラ/練習場 Vase Palestre (1928)>はその代表作です。

ルネ・ラリック RENÉ LALIQUE 1

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Perruches Lamp Statue (1920) / René Lalique (1860-1945) / 北澤美術館 / 東京都庭園美術館

アール・デコの旧淺香宮邸だった東京都庭園美術館で開催中の<北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック RENÉ LALIQUE アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美>展に出かけました。
René Lalique (1860-1945) 作の<インコのティアラを載せた常夜灯 Veilleuse Perruches (1920)>です。
諏訪市にある北澤美術館はアール・ヌーヴォーナンシー派のエミール・ガレ Émile Gallé (1846-1904) のコレクションで有名ですが、本展ではアール・デコ Arts Décoratifs のルネ・ラリックの作品を展示しています。

金閣(鹿苑寺)3 茶室「夕佳亭」の 南天床柱

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金閣 (鹿苑寺) にある「夕佳亭 (せっかてい)」(1874 再建)。金森宗和の作と伝わる。
三畳の茶室の前に左方の勝手につながる土間、右に二畳の上段の間がある。<即休>の扁額が懸けられていて、即休亭とも呼ばれたという。
床柱に南天が使われているのが珍しいかと。南天は難転に通じ、縁起木。右に見える萩之違棚には鶯宿梅の古木が使われている。

南天床柱 / 茶室「夕佳亭」/ 金閣寺 / 京都

白居易の<朝睡足始起,夜酌醉即休>を思い浮かべたりする。

金閣(鹿苑寺)2

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金閣の絶景ポイントは紹介済みだが、これは 金閣のさらに正面側から。
宝形造り「三重殿閣」の第三層仏堂に後小松天皇宸筆の<究竟頂 (くっきょうちょう) の扁額>が懸かる。鳳凰像は唯一の創建時 (室町) の遺構とされる。初層:法水院は寝殿造風、二層:潮音洞は武家造風、三層:究竟頂は禅宗風。                (2013.06.05.)

金閣 / 究竟頂 (くっきょうちょう) の扁額 / 鳳凰

妙心寺 退蔵院 / 瓢鮎図 と 枯山水庭園

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如拙筆の国宝<瓢鮎図 (ひょうねんず)> と 名勝・史跡の狩野元信作庭と伝わる<枯山水庭園>で有名な妙心寺 退蔵院。南総門から入るのが近いが、著名な境外塔頭「龍安寺」は北総門に近い。妙心寺の境内:花園妙心寺町を通り抜けるのも良い。
宗派が臨済宗妙心寺派なので、大本山の妙心寺を偶に訪れている。

妙心寺 退蔵院 / 瓢鮎図 と 枯山水庭園 / 京都

そうだ 京都、行こう。/ 石庭「龍虎の庭」

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「そうだ 京都、行こう。」2020年早春キャンペーン「石庭編」の一環として、東京駅の八重洲中央コンコースに造作された石庭「龍虎の庭」。
如拙筆の国宝<瓢鮎図 (ひょうねんず)>で有名な妙心寺 退蔵院の狩野元信作庭と伝わる枯山水庭園がお勧め。

そうだ 京都、行こう。/ 石庭「龍虎の庭」/ 東京駅の八重洲中央コンコース

東京オリンピックまで170日を切る

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東京オリンピック 2020まで169日と23時間16分07秒。開会式は7月24日20時00分。
東京駅前広場のカウントダウン時計の2月05日20時44分の様子。
武漢発の新型コロナ事件を乗り切れるか・・

東京オリンピック 2020 / 東京駅前広場

ロータリーとモニュメント 130 ルイ・マリン広場

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ルイ・マリン広場 Place Louis Marin に置かれているのはマラリアの特効薬キニーネの発見者 (1820) である二人の薬剤師ピエール・ジョセフ・ペルティエとジョセフ・ビエネメ・カヴェントウを称える顕彰碑 Monument en hommage à Pierre Joseph Pelletier et Joseph Bienaimé Caventou で、癒しの泉 Fontaine de la guérison になっている。
台座の上に載っていた二人の立像は占領下に溶融されたが、現在は台座の左右にブロンズメダル (Pierre-Marie Poisson 作(1951)) が貼られている。
背後の建物は1870年にアルマン・コラン Auguste Armand Colin によって設立された出版社Librairie Armand Colin のものだった。AC のモノグラムが残っている。
手前の道路はサン=ミッシェル大通り、こちらはリュクサンブール公園。

Monument en hommage à Pierre Joseph Pelletier et Joseph Bienaimé Caventou / Place Louis Marin / Boulevard Saint-Michel

アンドロメダとペルセウス / フランソワ・レモイン

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Perseus and Andromeda / François Lemoyne (1688-1737) / The Wallace Collection / London

母カシオペによりポセイドンの生贄にされたエチオピアの王女アンドロメダを、結婚を条件に助けるため海の怪獣と戦うペルセウス。メドウサの首を取った青銅の盾 (アテナより) と金剛の鎌 (エルメスより) を持ち、隠れ兜 (ハデスより) と翼のあるサンダルを着けている。が、メドウサの首を入れた袋:キビシスは見えない。
ティツィアーノ Titian (1485-1576) の<Perseus and Andromeda (1554-56頃)>に触発されて描いたとされるロココの画家フランソワ・レモイン François Lemoyne (ou Le Moine) (1688-1737) による同名の作品 (1723) 。いずれもウォレスコレクション所蔵。
アンドロメダを右側に置くヴェロネーゼの構図を採っている。ドラクロワもこの構図で同名の作品 (1853) を。

鶴屋吉信 の 銘菓「福ハ内」を頂きました。

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明日は節分です。京都のお友達 A. Aさんから 鶴屋吉信 の 銘菓「福ハ内」を頂きました。
のし紙に富岡鉄斎書の「このうまき 大多福豆(おたふくまめ)を めしたまえ よはひをますは 受合申す」と、山元春挙画の「お多福豆」。
書家であるご自身の名を別に添えて。

このような贈り物ができる京都人が羨ましいです。また京都に住んでみたくなりました。

桝に見立てた秋田杉の木箱入り。
1904年創作。

福を贈っていただいた甲斐のある年にしたいと思います。明後日は立春です。

シャンティイ城を護る?猟犬

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シャンティイ城を護るスフィンクスの手前に至る長い斜路の入り口に一対で置かれている猟犬像。フランス革命で破壊されたジャン・ティエリー Jean Thierry (1669-1739) 作のオリジナル (1707) をアントワーヌ・ワトリネル Antoine Watrinelle (1828-1913) がコピーした<猟犬 Molosse (1888) >

Molosse (1888) / Antoine Watrinelle (1828-1913) d’après Jean Thierry (1669-1739) / Château de Chantilly