しゃがんだ ヴィーナス / ヴェルサイユ宮殿

   depuis  2001

ヴェルサイユ宮殿北側の階段に置かれている<しゃがんだ ヴィーナス Vénus accroupie>。アントワーヌ・コワズヴォ Antoine Coysevox (1640-1720) の作品 (1685-86) 。
ブロンズに置き換えられる前にはルーヴル美術館 (ランス Lens 分館) にあるマーブルの原像があった (1692-1871) 。古代ギリシャの彫刻家フィディアス Phidias のサインがある (偽らしいが) 古代の彫像をコワズヴォがコピーしたものとされる。一見して、< レリーのヴィーナス Lely’s Venus (Aphrodite)>に骨格が似ている。。。
今朝早朝、Musée H.T. Lautrec のオーナーがパリに向け出発しました。ヴェルサイユ宮殿 Château de Versailles も訪れる予定のようです。

Vénus accroupie / Antoine Coysevox / Château de Versailles

ハローキティ 多摩センター パルテノン大通り

   depuis 2001

京王と小田急の多摩センター駅前からパルテノン大通りを見たところ。ハローキティ
突き当りにパルテノン多摩と多摩中央公園。途中にクリスマスツリー。頂部に載るベツレヘムの星は五芒星。パリでもノエルの星 Étoile de Noël として一般的だ。
閉店したマドレーヌ広場のエディアールのウインドウには八芒星が・・

ハローキティ HELLO KITTY / パルテノン大通り / 多摩センター駅前

11月末の多摩センターの夜

京王相模原線、小田急多摩線の多摩センター駅前のパルテノン大通り(左右)とハローキティストリートとの交差点に置かれたクリスマスツリー。奥に、サンリオピューロランド。
人工地盤を加えつつ、地形を生かした巨大な歩行者専用空間が創出されている。
新宿から京王線で直通、30分。

多摩センター / パルテノン大通り

5797

アンドロメダとペルセウス / ドラクロワ

   depuis  2001

Persée et Andromède / Eugène Delacroix / Staatsgalerie, Stuttgart

ウジェーヌ・ドラクロワ Eugène Delacroix (1798-1863) が描いたアンドロメダとペルセウス Persée et Andromède (1853) 。シュトゥットガルト州立美術館所蔵。
紹介済みのアンドロメダとペルセウス / ティツィアーノの構図ではなく、アンドロメダを右側に置くヴェロネーゼの構図を採っている。

ルーヴル美術館で催されたドラクロワ展にて。

Perseus and Andromeda / Titian / The Wallace Collection / London

 

アンリ2世のモノグラム / アンリ2世の階段

   depuis  2001

アンリ2世の時代のルーブル宮建設 (レスコー翼) で造られた<アンリ2世の階段 Escalier d’honneur> (右側) を上り切ったところにあるアンリ2世 Henri II とディアーヌ・ド・ポワチエのモノグラム HD
王妃 Catherine de Médicis の C ではなく、愛妾だった Diane de Poitiers の D に見える。
フランスルネサンスの記念碑とされる階段の天井にもディアーヌ・ド・ポワチエを暗喩するアンリ2世のアンブレーム:三日月がある。Jean Goujon (1511-67) の作品 (1555-56) 。
ドラゴンを殺す大天使サン=ミッシェルのメダリオンを吊るした、飾り紐とサンジャック (モン・サン=ミッシェルへの巡礼者の象徴) が交互のネックレス:サン=ミッシェルの勲章 Ordre de Saint-Michel 。
王冠と勲章で飾られた盾にHD 。HD の代わりにフルール・ド・リス3ツが入ったのがアンリ2世が用いた王の紋章。
アンリ2世の愛妾 (1538-59) ディアーヌ・ド・ポワチエ Diane de Poitiers (1500-66) と王妃カトリーヌ・ド・メディチ Catherine de Médicis (1519-89 : 在位 1547-59) との確執はシュノンソー城 Château de Chenonceau の例が象徴的だが、明確に HD ⇒ HC への書き換えにも執着したというのだが・・

Monogramme HD / Escalier Henri II / Musée du Louvre

 

ウインドウショッピング 51 Galerie De Medicis

古くから、胴体の一部をカットした彫像で知られるブルーノ・カタラーノ Bruno Catalano (1960-) の作品を取り扱っている Galerie De Medicis (1998) の店頭。
ヴォージュ広場に面したアートギャラリーの一つ。最近はアートギャラリーの出店も増え、賑わいが戻ってきた。

Galerie De Medicis / Place des Vosges / Bruno Catalano

幽玄のメース大聖堂

   depuis  2001

Cathédrale Saint-Étienne de Metz / Portail de Blondel / Metz

メース (メッツ) のサン=エティエンヌ大聖堂 Cathédrale Saint-Étienne de Metz の夜。
正面入口 Portail néoclassique de Blondel (1764) のある西面。
サン=ジャック広場は人で一杯。
光と音の芸術は見る度深化しているようだ。

ランスの夜……幽玄のランス大聖堂

王座の関税徴収所の円柱に立つサン=ルイ (ルイ9世)

   depuis  2001

Statue de Saint-Louis / Colonnes de la Barrière du Trône / Place du Trône

ナシオン広場のヴァンセンヌ側に隣接する王座の広場にあったフェルミエー・ジェネローの城壁 Mmur des Fermiers généraux の王座の関税徴収所の円柱 Colonnes de la Barrière du Trône の頂部の一つに置かれているサン=ルイ (ルイ9世) の立像。
十字軍 (第7回、第8回) の出で立ちで、胸には十字、腰にはサン=ルイの用いたフランス王の紋章の盾が。
Antoine Étex (1808-88) の作品 (1845) 。

 

ギャラリー・イグレック の花々 238 ホトトギス – 2

前に紹介したホトトギスとはとはちょっと違うように見えるホトトギス。場所も開花時期も違います。カナメモチの落葉と実が。。               2018.11.12.

ホトトギス / Galerie Y.

 

ギャラリー・イグレック の花々 236 ヒイラギ

   depuis  2001

ヒイラギの花です。モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。二本の雄蕊が突出して長いです。奥に見えるヒイラギモクセイより1ヶ月程遅く開花します。
葉の棘が少なくなってきているのは老木の証です。              2018.11.12.

ヒイラギ / Galerie Y.

ギャラリー・イグレック の花々 235 ネリネ

   depuis  2001

毎年この時期に咲くネリネ Nerine の花です。咲き初めで、まだ萼が付いています。
アフリカ原産で、ヒガンバナ科ネリネ属の植物です。
アガパンサス、アマリリスとヒガンバナの特徴を併せ持っているように見えます。

ネリネ Nerine / Galerie Y.

明治通りから花園神社「大酉祭」を眺める

   depuis  2001

環状5号線:明治通りから花園神社「大酉祭」の模様を。提灯で大鳥居も見えない。
ここの隠れた名物は奉納提灯左下にある「見世物小屋興行」が行われることらしい。
九段の靖国神社の「みたままつり」でも興行されるが都内で他にはないらしい。昔々、千日前で見た記憶がある。

花園神社「大鳥祭」/ 見世物小屋 / 明治通り / 新宿

大酉祭 (酉の市) 二の酉 本祭 / 花園神社

   depuis 2001

花園神社の「酉の市」に行ってきた。花園神社は花園稲荷神社でもあり大鳥神社 (祭神:ヤマトタケル命) でもあるので、酉の市も賑やか。280もの露店が出るという。歌舞伎町に熊手を奉納?していた頃もあった・・そこかしこから聞こえてくる拍子木を使った手締めの音を耳にすると思い出す。
ヤマトタケルが戦勝祈願に立ち寄り、社前の松に熊手を掛けてお礼参りをした浅草の鷲神社 (祭神:天日鷲命、ヤマトタケル命) が酉の市の元祖。天日鷲命 (あめのひわしのみこと) は大嘗祭、麁服 (あらたえ) の三木家で有名な阿波忌部の祖。

大酉祭 (酉の市) 二の酉 本祭 / 花園神社

8251

 

オテル・サロモン・ド・ロートシルト庭園

   depuis  2001

オテル・サロモン・ド・ロートシルト庭園 Hôtel Salomon de Rothschild (1878) の庭園部分は一般に開放されている。バルザック通りの方から入れる。
南向きなので日陰もあれば日当たりもある。しかも静かだ。

Jardin de l’Hôtel Salomon de Rothschild / Avenue de Friedland

パリの市章 1894 バルザックの屋敷跡

   depuis  2001

バルザック通りに貼られた銘板にあるパリの市章 (1894) 。当時使用されたパリ市のロゴと言った方が正確だが。
バルザック Honoré de Balzac (1799-1850) が購入し (1846) ここで亡くなったバルザックの屋敷 Maison de Balzac は取り壊され、オテル・サロモン・ド・ロートシルト Hôtel Salomon de Rothschild の一部になってしまっている (1890) 。
「人間喜劇」の作者、オノレ・ド・バルザックがここで幕を閉じたことを示すこの銘板とバルザック通り Rue Balzac の名に往時が偲ばれる。また、右に進んだところのジョルジュ・ギヨマン広場 Place Georges Guillemin にバルザックの像 Statue Honoré de Balzac が置かれている。

Blason de Paris / ancienne Maison de Balzac / Rue Balzac

「ポン・ヌフ広場のアンリ4世の騎馬像」とパンテオン

   depuis  2001

パンテオン (1792) を背景に、シテ島のポン・ヌフ広場のモニュメントであるアンリ4世の騎馬像 。1618年に設置された「アンリ4世 (在位:1589-1610) の騎馬像」はフランス革命時に破壊されたが後に復元された (1818) 。ルイ13世となる息子のために名付けたドフィーヌ (王太子) 広場 (1611) を向いている。フランソワ・レモー François Lemot (1772-1827) の作品

Statue équestre d’Henri IV / Place du Pont Neuf / Panthéon

パリの街燈 réverbère 53 ヴァロア通り

   depuis  2001

Colonnes de Buren/Les Deux Plateaux / Palais Royal / Place de Valois / Rue de Valois

ヴァロア通り Rue de Valois の街燈。
嘗て、オルレアン公ルイ・フィリップ Louis-Philippe d’Orléans (1747-93) / フィリップ平等 Philippe Égalité の所有だったパレ・ロワイヤル。
税対策で切り離した (1784) ヴァロア広場 Place de Valois 、ヴァロア通りからフランス革命時に没収された (1793) パレ・ロワイヤルを覗くと、中庭にあるビュランの円 (列) 柱 Colonnes de Buren/Les Deux Plateaux が見える。

パリの街燈 réverbère 52             パレ・ロワイヤル の グランドホテル

   depuis  2001

Grand Hôtel du Palais Royal の街燈。
出入り口のドアは2重になっていて鏡のドアが閉じている状態。写っているのはホテル前のヴァロア通りRue de Valois (1784) 。元々パレ・ロワイヤルの一部だった。所有者だったオルレアン公ルイ・フィリップ Louis-Philippe d’Orléans (1747-93) / フィリップ平等 Philippe Égalité はルイ16世とマリー・アントワネットに批判的な自由主義貴族とされていたが、ルイ16世の後を狙っているという嫌疑をかけられ、財産没収の上処刑された。7月革命 (1830) により立憲君主となったルイ・フィリップ1世 (1773-1850) は息子である。

Grand Hôtel du Palais Royal / 4 Rue de Valois

S字渦巻き サン=ジェルマン=デ=プレ教会

   depuis  2001

Chapelle de la Vierge / Église de Saint Germain des Prés

サン=ジェルマン=デ=プレ教会の聖母の礼拝堂 Chapelle de la Vierge に<S字渦巻き>の装飾が・・
縄文土器や「隼人の盾」に見られる一筆書きの物とは異なるのだが、一見同じに見える。

エッフェル塔百態 154 トロカデロ広場

   depuis  2001

Tour Eiffel / Place du Trocadéro / Place du Trocadéro et du 11 Novembre

トロカデロ広場 Place du Trocadéro からのエッフェル塔。
フォッシュ元帥の騎馬像が置かれた広場の中心からのエッフェル塔を紹介した覚えがないことに気付いた。
南方向なので天気が良いと逆光になるせいもあるし、観光バスで視界が遮られるのが普通だったので。今夏も観光客は少なかった。
モンパルナスタワーが少しかかっている。

 

 

 

5253

パリの市章ではない / ヴェルディエ枢機卿の紋章

   depuis  2001

Blason du cardinal Verdier / Église Saint-Pierre de Chaillot / Avenue Marceau

パリ市章の盾 (シールド) に使われる「揺蕩えるガレー船」を組み込んだ盾を紋章にしたのはパリの大司教を務めたヴェルディエ枢機卿 Le cardinal Verdier (1929-40) 。盾を飾る総主教十字と左右15個の飾り房 付きの帽子は枢機卿であることを示す。フルール・ド・リスの位置にアヴェ・マリアのモノグラム AM と2つの六芒星 。
彼の任期中に竣功したサン・ピエール・ド・シャイヨ教会 Église Saint-Pierre de Chaillot (1938) の正面にある。62mの尖塔はランドマーク。

プチ・トラン・ブル / Another Paris

   depuis  2001

「もう一つのパリの発見」が謳い文句の観光列車<Le petit train bleu>を初めて見かけた。
4つのコースがあり、予約制で毎日運行されているわけでもないので利用しにくそう。
写真は ROYAL ルート (シテ島・サンルイ島・マレ地区) を走るプチ・トラン・ブルで、リヴォリ通りの左にパリ2区の区役所、奥に2010までフランス共和国親衛隊が入っていたナポレオン兵舎 Caserne Napoléon (1853) (現在はパリ市役所) 。

Le petit train bleu / Another Paris / Découvrez un autre Paris

ゆりかもめ「市場前駅」より

   depuis  2001

「ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線」市場前駅の豊洲市場への連絡デッキから。
水産仲卸売場棟への連絡通路が正面、道路を挟んで左に管理棟経由で水産卸売棟、手前側に青果棟。市場を横切る左右の道路が工事中の環状2号線 (外堀通り) 。右へ直ぐ豊洲運河に架かる豊洲大橋。遠方に浜松町の旧東芝ビル、六本木ヒルズ、芝の東京タワーが見える。
市場の朝は早いからこの時間 (11:20) に来ても何もない。只々寿司屋の行列だけが目立つ。

市場前駅の豊洲市場への連絡デッキ / 環状2号線

昨日、NTTドコモ 値下げ発表によるショックで NTT  ストップ安。影響の大きさを何故か報道しない。

「豊洲市場の屋上緑化庭園」から東京タワーを臨む

   depuis  2001

豊洲市場の水産仲卸売場棟の屋上緑化庭園から東京タワー方面を見る。
東京タワー (333m) の左に浜松町の旧東芝ビル (165m) 、その左に六本木ヒルズ (238m) 、タワーの右に黒い浜松町の世界貿易センタービル (152m) 、右端に環状2号線上の虎ノ門ヒルズ森タワー (256m) とその左に都市再生機構のアクティ汐留 (190m) 。

東京タワー / 豊洲市場の水産仲卸売場棟の屋上緑化庭園 / 豊洲

10月1日から31日までの1ヶ月間にわたって開館しておりました
< H.T. ロートレック美術館 ….. 築100年の屋敷  Musée H.T. Lautrec ….. maison depuis 1 siècle >
は昨日をもって終了いたしました。ご来館ありがとうございました。
次回は未定ですが、来年の5月になろうかと思っております。