蛍を見に・・金生川へ

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金生川沿いに走る国道192号線が「土佐北街道」と別れてすぐ,柴生町 (しぼうちょう) に入った辺りは蛍の鑑賞地のようです。午後8時半ごろが見頃だそうで、次々と「蛍狩り」に訪れていました。写真は頭にとまった「平家蛍」です。髪の毛に潜り込んで休んでいました。
岐阜・美濃の「源氏蛍」の記憶が鮮明です。                                                    2019.05.29.

H.T. ロートレック美術館 は本日をもって休館しました。
次回は9月に入ってからとなる予定です。

藤田嗣治の二人目の妻フェルナンド・バレエ

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Les trois danseuses ou la ronde (1918) / Collection particulière / 巴里 T. Foujita / 藤田嗣治 / au Musée Maillol

黒田が幅を利かせる画壇に嫌気がさして渡仏した (1913) 藤田嗣治が二人目の妻とした (1917) のがモデルのフェルナンド・バレエ Fernande Barrey 。
彼女の伝手で画壇で知られるようになり、絵も売れるようになったという。第一次大戦後の好景気も追い風となった。<輪舞 Les trois danseuses ou la ronde (1918)> (個人蔵) はその頃の作品だ。
金箔の上に透明水彩とグワッシュ (不透明水彩) とインクで。
巴里  T. Foujita とサインしている。
彼は生涯5人の妻を娶った。

”フェルメール”と”デルフトブルー”のまち デルフト

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Stadhuis van Delft / Markt / Delft / Nederlands

デルフト焼きとフェルメールの生誕地:デルフトの中心、マルクト (広場) Markt と市庁舎Stadhuis van Delft (1618-20) 。
オランダルネサンス様式の建物。後方にそれより古い鐘楼。
市庁舎にはオランダ Hollandia の国章とその下に右手に剣、左手に天秤を持つ「正義 Justitia の女神像」。その下、1階中央にバルコニー。                                                           2012.08.11.

デルフトで見た「手回しオルガン Drehorgel 」

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オランダのデルフト Delft のマルクト広場 Markt 付近のヤコブ・ゲリト通りで撮った「手回しオルガン Drehorgel 」、La Fleur 花号、カール・フライ Carl Frei 社製。
デルフト出身画家のフェルメール Johannes Vermeer (1632-75) の<真珠の首飾りの少女>の絵を付けている。三体の人形の中心に指揮者、左右に女性がいて、音楽に合わせてタクトを振り鐘を叩く動作をする仕掛けになっている。              2012.08.11.

Drehorgel:Orgue de Barbarie / Delft / Nederlands

アルレット・ドニ Arlette Denis と手回しオルガン

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テアトル広場のアルレット・ドニ Arlette Denis 。彼女は作詞・作曲家で歌手 (1968) 。Macadam Manivelle 手回しオルガン Orgue de Barbarie を回しながら歌っているところ。
ストリートシンガー Chanteurs de Rue でもある。

Arlette Denis / Macadam Manivelle : Orgue de Barbarie / Place du Tertre / Montmartre

ウズベキスタン ウズベキスタンの国旗

セヴァスチャン・ブイエ の ショコラ

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フランスのリヨン LYON が本店のセヴァスチャン・ブイエ Sébastien Bouillet のショコラ 、リヨン市が明治神宮で行ったパーティーのお土産に使いました。伊勢丹新宿店や阪神梅田本店等にもお店があります。
ライオンはローマのガリアの首都だったリヨンの象徴です。

リヨン市長来日 / 明治神宮でのパーティに参加。

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Lugdunum Bouchon Lyonnais / 明治神宮

一昨日フランス第二の都市圏を持つリヨンの市長が来日しました。明治神宮で行われたパーティーに参加しました。アナグラムを使った ONLY LYON (2007) はリヨンのブランド力を高めるためのプログラムです。
写真はローヌ川 Le Rhone に面したオテル・デュー Hôtel-Dieu de Lyon (1184 起源) です。
リヨン出身シェフが神楽坂に構える「ルグドゥノム ブション リヨネ Lugdunum Bouchon Lyonnais 」の料理が振舞われました。
オミヤはショコラでした。

ONLY LYON / 明治神宮

藤田嗣治の3人目の妻ユキ

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嗣治 Foujita の作品<横たわる女、ユキ Femme allongée, Youki (1923)>(個人蔵) 。
モデルだったユキ Youki ( 本名 Lucie Badoud ) はこの6年後、藤田の3人目の妻となる (1929) 。
雪のように肌の白い女性だったようで、乳白色で売り出した藤田の恰好のモデルだった。
彼は生涯5人の妻を娶った。

嗣治 Foujita / Femme allongée, Youki (1923) / Collection particulière / au Musée Maillol

藤田嗣治の4人目の妻マドレーヌの肖像

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嗣治 Foujita / Portrait de Madeleine (1931) / au Musée Maillol

嗣治 Foujita の作品<Portrait de Madeleine (1931)> (個人蔵) 、カジノ・ド・パリのダンサーだったマドレーヌ・レクー  Madeleine Lequeux の肖像。
この2年後藤田の4人目の妻となるが、日本に帰国中 (現) 高田馬場シチズンプラザ裏にあった藤田の姉の嫁ぎ先の軍医総監宅で亡くなった (1936) 。27歳だった。
彼は生涯5人の妻を娶った。

JR 四国の8600系車両に初めて乗りました。

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「特急しおかぜ」(岡山~松山) と「特急いしづち」(高松~松山) に使用されている JR 四国の8600 系車両 (2014) です。常用している時間には使用されていませんので初乗車でした。
8600形 (本編成では 8601) は岡山側に使用されるそうですので、最後尾ということです。                                                                         2019.04.19. 岡山駅

JR 四国 / しおかぜ・いしづち 新車両

本日、愛媛朝日テレビで H.T. ロートレック美術館 が紹介されました。

倉敷の町屋の外観 / 料理旅館鶴形を例にして

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倉敷の町屋は二階の天井が低い「厨子二階」の本瓦葺、土塗り白漆喰仕上げの「塗屋造り」。
旧大原家住宅の並びにある<料理旅館 鶴形>になっている町屋 (1744) を例にその特徴を見てみると・・
中二階に「倉敷窓」が5枚。窓枠の4隅の部分が突き出た角柄窓 (つのがらまど) で竪子 (たてご) は3本。
一階左端に親付切子格子の「倉敷格子」。右に大戸 (と格子戸と倉敷格子) 。
塀は瓦屋根付きの大塀で、綿板に縦横の舞良子を張った「舞良戸 (まいらど) の入口」と箱形の張り出し格子窓「聖窓 (ひじりまど)」が付いている。

倉敷の町屋の外観 / 料理旅館鶴形 / 倉敷窓 / 倉敷格子 / 倉敷

大原美術館分館前から新渓園を

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大原美術館分館前の庭園から新渓園とその向こうの本館を望んだところです。
艶が美しい配石と松と白壁とヘンリー・ムーア Henry Spencer Moore (1898-1986) 作のブロンズ<横たわる母と子>(背面) の組み合わせです。この空間は一般に公開されています。

大原美術館分館前庭園 / 新渓園 / ヘンリー・ムーア:横たわる母と子 / 倉敷

八間蔵の内装は「瓦張り」/ 倉敷 大橋家住宅の米蔵

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倉敷の国指定重文の町屋:大橋家住宅の米蔵の内部を改装したフレンチ「レストラン八間蔵」です。壁の内装に瓦が使用されているのが目新しかったです。暫くして満席になりました。金沢の「安心院」とはまた違った趣がありました。

レストラン八間蔵 / 大橋家住宅の米蔵 / 倉敷

住吉大社の本宮 / 住吉三神と神功皇后

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住吉大社の本宮は四つ。住吉三神と神功皇后。千木の見える左奥から直列に第一本宮から第三本宮。右に第四本宮。祭神は順に底筒男命、中筒男命、表筒男命の住吉三神と息長足姫命 (神功皇后) だが、住吉三神はスサノオ、ニギハヤヒ、サルタヒコのスサノオ三代ではないかという説がある。住吉三神の千木は外削ぎになっているので男神であることは分かる。
朱塗り柱で囲まれた国宝の本殿 (1810) は檜皮葺・妻入り型切妻造りの「住吉造り」で、渡殿を介して幣殿と繋がっている。第一本宮の幣殿だけは桁行三間ではなくて五間になっている。

住吉大社:第一本宮・第二本宮・第三本宮・第四本宮 / 住吉大社

住吉大社の反橋

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住吉大社の神様の渡る橋だった「反橋 (そりはし)」。今は人間も渡れる。石造りの橋脚は淀君が秀頼の成長祈願のため奉納したものだという。右に、長峡浦「禁裏御祈祷場所」の石碑。この水面は嘗ての入海の跡という。
右に進むと境外末社の「大歳社」のがあって大歳神=ニギハヤヒが祀られている。「初辰まいりにて最後にお参りする神社で収穫の神様をお祀りする大変歴史のある古社」と紹介されているが・・実はヒノモト国建国の祖、スサノオは倭国建国の祖とする説を支持する。

住吉大社の反橋 / 禁裏御祈祷場所 / 住吉大社 / 大阪

ギャラリー・イグレック の花々 246        カンパニュラジューンベル

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キキョウ科・ホタルブクロ属 (カンパニュラ属) のカンパニュラ ジューンベルの花だと思います。南イタリアが原産地です。カンパニュラ属の種類も多くて花名の特定が難しいです。

カンパニュラジューンベル / Galerie Y.

ギャラリー・イグレック の花々 244        愛媛果試第28号(紅まどんな)

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愛媛県内でのみ栽培が許可されている「愛媛果試第28号」の花が咲きました。
一定品質以上の果実は「紅まどんな」のブランドで販売されている品種です。
昨年植えたものですが、10輪程の花が咲きました。実るかどうか楽しみです。
愛媛県農林水産部農林水産研究所 果樹研究センターが1990年から手掛けた南香 (母) と天草 (父) との交配種です。柔軟多汁で、糖度12~13度だとか。

愛媛果試第28号(紅まどんな) / Galerie Y.

昨年は花は咲いたけど結実しませんでした。今年 (2020) は花も咲きませんでした。

ギャラリー・イグレック の花々 242        キンチャクソウ / カルセオラリア

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ゴマノハグサ科 カルセオラリア属のキンチャクソウ / カルセオラリアの花です。中南米・オセアニアが原産地です。

キンチャクソウ / カルセオラリア / Galerie Y.

今冬のひみ寒ブリ ’16.11.25.~’17.01.31.

ギャラリー・イグレック の花々 241        ボルネオソケイ / スタージャスミン

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モクセイ科ソケイ (ジャスミン) 属のボルネオソケイ / スタージャスミンの花。つる性常緑低木で、ボルネオ等が原産のジャスミン Jasminum multiflorum だと思います。開ききっていないこの頃が見頃です。芳香があります。
ジャスミン属の仲間 Jasminum sambac はインドネシア とフィリピンの国花です。

ボルネオソケイ / スタージャスミン / Galerie Y.

清荒神清澄寺 山門前の「五色吹き流し」

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宇多天皇の勅願寺 (896) 開創に際して荒神が姿を現した霊験に対し「日本第一 清三寶大荒神王」の称号を下賜されたという清荒神清澄寺の「山門」前にその石標がある。横面に蓬莱山清澄寺。左の大界外相 (たいかいげそう) の石碑がこの先が聖域であることを示す。
この日 (2019.04.17) は日頃は見られないらしい魔除けと思われる「五色の吹き流し」が見られたが、意味は不明。寺格最高位の五条の定規筋を引いた筋塀 (築地塀) 。宝塚市指定天然記念物の大銀杏は樹齢約500年。本堂手前の桜の左側に鳥居、拝殿、「荒神影向の榊」等がある。

五色の吹き流し / 清荒神清澄寺 山門 / 日本第一 清三寶大荒神王、蓬莱山清澄寺 / 宝塚

善通寺の正門:南大門 / 金堂(本堂) / 五重塔

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屏風浦五岳山誕生院善通寺が現在の正式名。南大門 (みなみだいもん) は現在は「東院」と呼ばれる善通寺の創建時  (813) からの正門 (1908 再建) で、扁額には「五岳山」とある。
左右の本柱に弘法大師屏風浦・ 御誕生所善通寺とあって、後に創建された誕生院  (西院 ) を合わせて屏風浦五岳山 (山号) 誕生院 (院号) 善通寺 (寺号) となったものかと。鬼瓦などに見える寺紋は「十六八重菊の中に善」。
正面に善通寺の本堂である金堂 (1699 再建) 、本尊は薬師如来坐像。右に五智如来 (五仏) が安置される五重塔 (1902再建) 。左に大楠。寺格最高位の五条の定規筋を引いた筋塀 (築地塀) 。

善通寺の正門:南大門 / 屏風浦五岳山誕生院善通寺 / 金堂(本堂) / 五重塔 / 善通寺

善通寺の大わらじ / 仁王門 / 善通寺西院 (誕生院)

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善通寺西院 (誕生院) 正門である仁王門をくぐって振り返ると奉納された「大わらじ (大草鞋) 」が置かれている。阿吽の仁王:金剛力士は仏敵の侵入を防ぐ役割。「大わらじ」は金剛力士の履物。恐らく(金剛力士の履物の) 大きさで敵・悪霊の侵入を阻止しようとするもので、仁王像と並べて置かれている場合もあるし単独の場合も多い。
廿日橋から東院に続く参道の奥に中門が見えていてここにも「五色幕」が懸けられている。緑が右端にあるので中門の正面はこちら側だと分かる。

善通寺の大わらじ / 善通寺仁王門 / 西院(誕生院) / 中門 / 五色幕 / 善通寺

米領サモア アメリカ領サモアの旗

遍照金剛閣:玉藻所帰之嶌 櫲樟蔽日之浦 / 善通寺仁王門

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善通寺西院 (誕生院) の正門である仁王門には「遍照金剛閣」の扁額がかかる。
遍照金剛は空海:弘法大師の灌頂名であり、空海の生家への入り口という意かと。三間一戸の八脚門の中央二脚に「玉藻所帰之嶌」・「櫲樟蔽日之浦」(玉藻のよる島、楠が日を遮る屏風浦:讃岐の多度郡屏風浦) とある。空海出家宣言の書「三教指帰 (さんごうしいき) 」にある空海生誕地記述の一節だ。因みに、”玉藻よし”は讃岐の枕詞。
この日 (2019.05.02.) はここにも「五色幕」が懸けられていた。門の向こうは御影堂 (大師堂) 、背後の山は香色山。阿吽の仁王像の前にわらじや五色幟、千羽鶴の奉納が見える。

遍照金剛閣 / 玉藻所帰之嶌 櫲樟蔽日之浦 / 善通寺仁王門 / 五色幕 / 西院(誕生院) / 善通寺

善通寺の赤門 (東門) に「五色幕」

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本郷通りから赤門筋を進むと善通寺の東門に至る。
後方の山は手前から順に香色山・筆山・我拝師山かと。中山・火上山を加えて善通寺の山号は「五岳山」。また、門を通して見える建物は善通寺金堂 (本堂) 。
赤門に懸けられた「五色幕」は真言宗では五智如来の五色 (緑・黄・赤・白・青) で、5月の連休に催されている五重塔特別公開を指しているのではと‥

善通寺の赤門 (東門) / 五色幕 / 善通寺

出雲構え型の獅子と狛犬 / 神櫛神社

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景行天皇の皇子で讃岐国造の祖とされる神櫛皇子 (かみくしのみこ) を祭る神櫛神社の獅子と狛犬。出雲及び日本海側で多く見られるという「構え型」で、出雲構え獅子/狛犬と呼ばれる。狛犬の胸の下に子供がいるので隙間が少ない。
神櫛神社は空海が勧請し創建したと社伝にあり、誕生院善通寺が別当寺だった。
古事記ではヤマトタケルは同母 (播磨稲日大郎姫) 兄。日本書紀では異母兄。
瀬戸内海の悪魚退治の「讃留霊王 (さるれお:讃王) 伝説」は両者にかかわる。

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出雲構え型の獅子と狛犬 / 神櫛神社 /善通寺

「善通寺の大楠」の新緑

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弘法大師・空海が建立した (807) と伝わる善通寺東院 (伽藍) にある樹齢千数百年とされる大楠。大同から令和まで生き抜いてなお元気満々・堂々の樹形と新緑だ。左方にもう一本あって、いずれも香川県指定の天然記念物。 2019.05.02.
大楠の下に玉垣を巡らせた五社明神社がある。そのうちの一柱は大歳明神、スサノオの子ニギハヤヒだ。空海の時代にも地元で大事にされていたことが窺える。͡ニギハヤヒは金刀比羅宮の主祭神、大物主命でもある。

善通寺の大楠 / 真言宗善通寺派総本山 善通寺

カザフスタン カザフスタンの国旗

ギャラリー・イグレック の花々 239        ペラルゴニウム エンジェルアイズ  

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フウロソウ科 ペラルゴニウム属。南アフリカのケープ地方原産の園芸品種。

ペラルゴニウム エンジェルアイズ / Galerie Y.

今日は令和元年5月1日です。生憎の寒い雨日です。