サント=ジュヌヴィエーヴ と ステンドグラス     サン=ジェルマン=デ=プレ教会

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サン=ジェルマン=デ=プレ教会はメロヴィング朝フランク王国の初代国王:クロヴィス1世の4男でフランス王となったキルデベルト1世が創設した (542) 。クロヴィス1世は後のサント=ジュヌヴィエーヴ修道院を築いた (502) 。
サント=ジュヌヴィエーヴの礼拝堂に置かれている「パリの守護聖人ジュヌヴィエーヴ  Geneviève (420頃 – 500頃) の像」と「13世紀のステンドグラス」。羊は彼女の属性。

Statue de sainte Geneviève / Vitrail de la chapelle Sainte-Geneviève / Église de Saint Germain des Prés

勇者の中の勇者 ミシェル・ネイの記念碑

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ナポレオン・ボナパルトが「勇者の中の勇者」と称えた<ミシェル・ネイの記念碑 Monument au maréchal Ney >が旧ロレーヌ地域圏の首都メース Metz にある。
地元の彫刻家シャルル・ぺトレ Charles Pêtre (1828-1907) の出世作 (1860) 。
ナポレオン復位 (百日天下) に伴い、再びナポレオンの下でワーテルローの戦いを指揮したことから、復位したルイ18世から不敬罪に問われて処刑された。RER B 線 Port-Royal 近くの処刑跡には記念碑 Statue du Maréchal Ney が置かれている。(右写真)
ミシェル・ネイ (1769-1815) はロレーヌ地方のザールルイ Sarrelouis 生まれ。当時はフランス領だった。ルイはルイ14世を指す。

Monument au maréchal Ney / Esplanade de Metz / Metz

中世の要塞門 「ドイツの門」と「中世の城壁」Metz

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ロレーヌ地方の大都市メース Metz に残る中世の要塞門。「ドイツの門 Porte des Allemands 」と呼ばれる。
右側のゴシックの塔 / 門 (1230頃) の右側がメースの街、ライン川の左支流モーゼル川の支流セイユ川 La Seille をここで渡って市内に入った。川沿いには右側に見えるガロ=ローマ時代 époque gallo-romaine に起源をもつ「中世の城壁 Remparts médiévaux de Metz 」が連なる。
その後、橋を挟んで左側のルネサンス様式の門を追加して防御を強化した (1445頃) 。
ルイ14世の軍事建築家ヴォーバン Vauban も関係している。

Porte des Allemands / Remparts médiévaux de Metz / Metz

台風24号が沖縄に接近中だが、今日は今秋最高の日和。室温27度、湿度58%。

 

ヴェルサイユ宮殿 の 大厩舎 Grande Écurie

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<馬車ギャラリー Galerie des Carrosses>が入っているヴェルサイユ宮殿 の 大厩舎 。
宮殿前のパリ大通りを挟んで左右対称に大厩舎、小厩舎が配置されていて、王や王族等の移動のための馬、馬車等はもとより、騎士、御者、馬丁等もろもろの関係者が居住していた。
馬の博物館になっているシャンティイ城の大厩舎も相当だが、スケールが違う。
マンサード屋根構造の屋根裏部屋が採用されている。ジュール・アルドゥアン=マンサール Jules Hardouin-Mansart (1646-1708) の作品 (1682) 。

Grande Écurie du Château de Versailles / Mansarde / Jules Hardouin-Mansart

パリの鉄柵 53 王の厩舎 / ヴェルサイユ宮殿

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ヴェルサイユ宮殿前の大厩舎 Grande Écurie (1682) に入っている<馬車ギャラリー Galerie des Carrosses>の開館 (2016) に合わせて設けられた出入口「王の厩舎 Écuries du Roi 」の門柱、扉と鉄柵 Grille 。
ヴェルサイユ宮殿前のパリ大通りを挟んで対称に配置された大厩舎と小厩舎はルイ14世の首席建築家、ジュール・アルドゥアン=マンサール Jules Hardouin-Mansart (1646-1708) の作品の一つ。屋根は大叔父のフランソワ・マンサールが広めたマンサード屋根 Mansarde を採用している。

Grille de Écuries du Roi / Grande Écurie / Galerie des Carrosses / Château de Versailles

ピカソ美術館 の 屋上カフェ

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ピカソ美術館 Musée National Picasso-Paris の1階にある屋上カフェ Le Café sur le toit です。
正面に、紹介済みの「フランスのスフィンクス」の片方が写っています。

Le Café sur le toit / Musée National Picasso-Paris

ピカソ美術館を飾ったディエゴ・ジャコメッティ

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ピカソ美術館 Musée National Picasso-Paris の開館 (1985) を飾ったランプ、テーブル、椅子等の照明、家具はディエゴ・ジャコメッティ Diego Giacometti (1902-85) が制作した。その時の作品、模型、アトリエでの制作模様などの展示会 / Diego Giacometti au musée Picasso に行った (2018.08.05.) 。
美術館正面ホールに吊るされたブロンズ製ランプ (右写真) の2分の1模型 (下写真) 。Mobilier national 所蔵。
アルベルト・ジャコメッティAlberto Giacometti (1901-66) は兄。芸風が似ているので今人気のジャコメッティの作品と思う人もいるかと。

Lanterne,maquette demi-grandeur / Diego Giacometti / Diego Giacometti au musée Picasso / Musée National Picasso-Paris

恵林寺で 座禅体験する

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座禅 / 恵林寺 / 山梨県によるフランス商工会議所モニターツアー

オリンピック 東京 2020 を睨んで観光客を呼び込むための試みの一つとして、山梨県が催した在日のフランス商工会議所との現地での意見交換会 / モニターツアーに参加した。
武田信玄の菩提寺である恵林寺での座禅体験のひとこま。テレビ山梨 UTY が流したニュースからスニッピングした。
恵林寺は臨済宗妙心寺派のお寺で、夢窓国師が創建 (1330) 。
常盤ホテル泊、2日間 (9月15日~16日) の充実したツアーでした。皆、山梨が好きになったようです。

 WiFi ルーター接続完了。距離重視で、応接室までは届くことを確認。

先ずは 焼きまったけ から

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4年目になる上分町の<伊佐文>での松茸です。同行の M さんが今年は海外旅行中だったので、S ちゃんに送迎してもらいました。なおみちゃんは準決勝に進みました。
新四国中央市役所庁舎の完成の一方で、旧川之江市庁舎が解体されて更地になっていました。

松茸 / 伊佐文 / 上分町 / 四国中央市

ジャン・コクトーのステンドグラス – 3       メースのサン=マキシミン教会

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左は地下の神ハーデス Hadès 、中央左に生命の樹 Arbre de vie 右に豊穣の女神 デーメーテール La déesse Déméter 、右に (天馬 ペガサス Pégase ?と) ヘビを属性に持つミネルヴァ・メディカ Minerva Medica をデザインしたものと思われる (私見) 。ハーデス は植物が地下からら芽を出し成長することから豊穣神ともされる。
植物、ヘビはいずれも再生・不死・不滅の象徴。この教会のステンドグラス群のテーマ。
(注) 左下の窓が開いている。

Vitraux de Jean Cocteau / Église Saint-Maximin de Metz / Hadès / Arbre de vie / La déesse Déméter / Minerva Medica / Metz

ジャン・コクトーのステンドグラス – 2       メースのサン=マキシミン教会

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Vitraux de Jean Cocteau / Église Saint-Maximin de Metz / Hyacinthe / Metz

中央にコクトー Jean Cocteau (1889-1963) 自身と思われる人物とその上に動物の頭部。
両サイドにヒヤシンス (とヒュアキントス) とバラの花。
アポロンの円盤に当たって亡くなったヒュアキントス Hyacinthe の死を悼んだアポロンがヒヤシンスに変身させた (ギリシャ神話) 。不死・不滅の寓意。
右下にコクトーのサイン。中央にガラス職人工房のブリエール Brière , 1969 の文字。コクトーの死後、養子のエドゥアール・デルミ Édouard Dermit がコクトーのデッサン (1962) を監修した

ジャン・コクトーのステンドグラス – 1       メースのサン=マキシミン教会

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Vitraux de Jean Cocteau / Église Saint-Maximin de Metz / Metz

メース Metz のカトリック教会:サン=マキシミン教会 Église Saint-Maximin de Metz  (12世紀) でジャン・コクトー Jean Cocteau (1889-1963) 最晩年のステンドグラスを見ることができる。メースの劇場で舞台装置・衣装を担当して滞在していた時に依頼を受けたらしい。
祭壇背後のステンドグラス。不死・不滅がテーマとされる。この下の壁にキリスト像がある。
下向きの聖霊の鳩を男が両腕を挙げて支えている。
コクトーの星付きサインとガラス職人工房のブリエール Brière の文字が見える。

シャトー・ド・レタン Château de L’Etang

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池の城 Château de L’Etang (1873) が建つこの高台には元々、南南西に下った位置にあったバニョレの領主の館 (1600頃) の水源である池があった。オルレアン公爵夫人が大規模に手を加えたバニョレ城 Château de Bagnolet / オルレアン城 (1725) の大噴水には不十分だったようだが。
オルレアン公爵夫人のフランソワーズ=マリー・ド・ブルボン Françoise-Marie de Bourbon (1677-1749) はルイ14世に唯一人認知された王女。
ヴァンセンヌから北へモントルイユを少し挟んで隣接。CDG への途中通ることもある。

Château de L’Etang / Bagnolet / Château de Bagnolet

 

ドーム教会とパンテオンとクロヴィスの塔

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Église du Dôme / Dôme du Panthéon / Tour Clovis du lycée Henri-IV / Place du Trocadéro et du 11 Novembre

トロカデロと11月11日広場 Place du Trocadéro et du 11 Novembre から、
<ドーム教会 Église du Dôme のドーム><パンテオンのドーム Dôme du Panthéon ><クロヴィスの塔 Tour Clovis >
エッフェル塔は右側画面の外。

布製ショルダーバッグ sacoche は数年前から流行りで私も愛用している。

パリの市章 / ルイイ幼稚園・小学校

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Blason de Paris / École maternelle de Reuilly / Écoles primaires de Reuilly (garçons et filles) / Rue de Reuilly

メトロ1号線の Reuilly – Diderot 駅近く、ルイイ通りに面したルイイ幼稚園上方にパリ市章。
マストは3本。
男女別のルイイ小学校の建物かと‥

エドゥアール・マネ の誕生地 と <笛を吹く少年>

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Le Joueur de fifre / Édouard Manet / Musée d’Orsay

<草上の昼食 (1863)><オランピア (1863)>で風紀に反するとして不評を買ったエドゥアール・マネ Édouard Manet (1832-83) がスペインに旅行、ディエゴ・ベラスケス (1599‐1660) に触発されて描いた<笛を吹く少年 Le Joueur de fifre (1866)>
サロンで落選したが、これらの作品を評価し援護した若手作家のエミール・ゾラ (1840‐1902) を描いた<ゾラの肖像 Émile Zola (1868)>は入選する。
少年の衣装はナポレオン3世の皇帝近衛隊 Garde impériale のもの。

naquit Édouard Manet / Rue Bonaparte

エドゥアール・マネ の誕生地はボナパルト (ナポレオン3世) 通りに面して、国立高等美術学校 École nationale supérieure des Beaux-Arts は左前向かい。だが、卒業生ではない。
ヘビをデザインしたドアノッカー Heurtoir de porte はジャン=ジャック・ルソー通り Rue Jean-Jacques Rousseau でも見かけた。

エッフェル塔百態 153 ブリニョール・ガリエラ公園

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ガリエラ美術館 / パレ・ガリエラの庭で、一般開放されているブリニョール・ガリエラ公園 Square Brignole-Galliera からのエッフェル塔。
前に見えるパレ・ド・トーキョーとの間のプレジダン・ウィルソン大通りでは折から朝市 Marché Président Wilson が開かれている。
右端の彫像は<バッカスの子供時代 Enfance de Bacchus (1857)>、ジャン=ジョセフ・ペロー Jean-Joseph Perraud (1819-76) の作品。

Tour Eiffel / Square Brignole-Galliera / Palais Galliera / Palais de Tokyo / Marché Président Wilson

ガイアナ ã‚¬ã‚¤ã‚¢ãƒŠã®å›½æ——

 

「ミラベル祭り」と メース Metz-Ville 駅前広場

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ミラベル祭り Fêtes de la Mirabelle の看板を置いたロレーヌ地方の中心地メース の玄関口  Metz-Ville 駅前広場 (ド・ゴール将軍広場) 。
中央出入り口の駅舎の上部にロレーヌの紋章 : 斜めのバンドに3羽の鷲、右上にロレーヌのアザミ。
棕櫚の葉は永続・不滅の象徴。
スモモの一種であるミラベルには「メースのミラベル」と「ナンシーのミラベル」があってこの地方のブドウに代わる特産物。ポンピドーセンターの分室 Centre Pompidou-Metz (2010) は駅裏にある。

Fêtes de la Mirabelle / Gare de Metz-Ville / Metz

午後新宿を出て川之江に帰ります。

フランスで最も美しい駅 メース Metz-Ville

   depuis  2001

インターネット上の企画 (2017) において< フランスで最も美しい駅 Plus belle gare de France >に選ばれたのがメース=ヴィル駅 Gare de Metz-Ville 。
美しいというより先に堅牢な石の駅という感がしたこの駅は、ナポレオン3世がプロイセンに敗れてドイツ帝国に割譲した (1871) 後に、ネオ・ロマネスク様式 Style néo-roman rhénan で建設された (1908) 。アルザス・ロレーヌ地方を帝国が直轄統治 (守備) するための軍人・軍馬・兵器・物資の輸送拠点として頑丈で巨大な駅が必要だった。

Gare de Metz-Ville / Plus belle gare de France / Metz

パリからルクセンブルグ Luxembourg 行き TGV で、ランス近くの Champagne-Ardenne に次ぐ2駅目。Thionville を経て1時間12分で終着。「ベネルックス3国の旅」で訪れたのは30年ほど前だ。

シカゴ美術館から来た               エミリー・クレイン・シャドボーンの肖像

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東京都美術館で開催中の<没後50年 藤田嗣治展>で最も印象に残った作品は「エミリー・クレイン・シャドボーンの肖像 Portrait of Emily Crane Chadbourne (1922) 」。
モンパルナスのキキ Kiki de Montparnasse をモデルにして「寝室の裸婦キキ Nu à la toile de Jouy 」をサロン・ドートンヌに出品して大成功を収めた年の作品。
他例のない銀箔を用いていること、テンペラ画であること、藤田には珍しい黒猫を描いていること等興味深い。写真はシカゴ美術館から借用したが、実物の額縁にも藤田らしさを感じた。
肖像画を依頼した彼女 (1871-1964) 自身がシカゴ美術館に寄贈した (1952) 。

Portrait of Emily Crane Chadbourne (1922) / The Art Institute of Chicago / Tuguharu Foujita

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「フカヒレ」が食べたくて・・南国酒家 原宿本店 へ

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パリに2か月滞在中から、帰国したらと思っていた「南国酒家 原宿本店 」へ行きました。
お目当ての「フカヒレ」と「北京ダック」が含まれている写真上左のコースメニューを選択しました。アラカルトで「フカヒレのスープ」を追加しました。        01/09/2018.

夏のいろいろ彩り冷菜の盛り合わせ

 

気仙沼 吉切鮫尾びれ姿の有機醤油煮込み 新潟県産 八色天恵菇と共に

「藝祭」初日 上野恩賜公園 竹の台広場 (噴水広場前)

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<没後50年 藤田嗣治展>開催中の東京都美術館を出て直ぐ、上野恩賜公園 竹の台広場 (噴水広場前) の風景。奥に東京国立博物館の屋根。
9月7日~9日東京藝大の学園祭「藝祭」の初日、左に2基の神輿 (右に2基) 。神輿パレードを終えて、サンバ演奏が始まった所。前身の東京美術学校は藤田嗣治の母校 (1910 卒)。

藝祭 / 上野恩賜公園 竹の台広場 (噴水広場前)

<没後50年 藤田嗣治展> 東京都美術館に行く

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上野公園の「東京都美術館」で開催中の<没後50年 藤田嗣治展>に行ってきました。昼食を平河町の「赤坂四川飯店」ですることにして、9時半の開門と同時に入場しました。
愛媛県立美術館を含む日本各地の美術館、個人蔵の作品の他、スイス・プチパレ、シカゴ、ポンピドー、パリ市立近代美術館等多数の展示で見ごたえがありました。

没後50年 藤田嗣治展 / 東京都美術館

ポスターに使われているのは既に紹介済みの作品。
ポンピドーセンター内の<国立近代美術館 Musée National d’Arts Moderne>が所蔵する藤田嗣治 Léonard Foujita (1886-1968) の作品の一つで藤田が寄贈した (1951) もの。
戦後、日本を離れてアメリカ等に旅行した時のニューヨークでの作品、<カフェにて Au café ( 1949)>。だが、背景も女性もニューヨークではない。伝統的な憂鬱のポーズでパリを望郷している彼の心境を・・というような案内があった。
藤田の白 (乳白色) 、平面的な視点、繊細な線、藤田の特徴を窺える代表作品のひとつとされる。額縁も藤田の手製。

Au café, 1949 / Léonard Foujita / Musée National d'Arts Moderne

 

Japonismes 2018 の案内広告

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RER D 線 のガルジュ サルセル駅 Gare de Garges Sarcelles にあった Japonismes 2018 の案内広告。
パリの北東・近郊のサルセルの町 (写真方向) とガルジュの町との境界線上にある駅。

Japonismes 2018 / Gare de Garges Sarcelles / RER D

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Japonismes 2018 / 日仏友好160周年

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日仏友好160周年事業として行われている Japonismes 2018 の一環でルーヴル美術館のピラミッドの下、ナポレオンの間に置かれている (13/07/2018 ~14/01/2019) 。日本の現代美術家で彫刻家、名和晃平 (1975-) の作品<玉座 Throne>。             14/07/2018.
先に紹介したマイヨール美術館で開催されている<藤田展> 、FUKAMI 深み / 日本美学の深層 もその一つ。

Throne / Kohei Nawa / Musée du Louvre / Japonismes 2018

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エッフェル塔百態 152 フォッシュ元帥の騎馬像

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Tour Eiffel / Statue Equestre du Maréchal Foch / Place du Trocadéro et du 11 Novembre

トロカデロと11月11日広場に置かれた「フォッシュ元帥の騎馬像」の後方から見たエッフェル塔。
左右の建物がシャイヨー宮。

ヴァカンスも終わりとあって人影は少ない。ただ、夏季を通じて観光客の入込は相当に減少しているように見受けられた。
2024 パリ / オリンピック に焦点を合わせて順次実施されていると思われるパリの改修・改良工事の影響もあるかも知れない。

パリ市庁舎の「パリ市章」と「マリアンヌ」

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Blason de Paris / Hôtel de Ville de Paris

パリ市庁舎 Hôtel de Ville de Paris (1882 再建) の中央、時計の上に置かれたパリ市の寓意像「銃と月桂樹の小枝を持ち船に腰掛けたマリアンヌ」Ville de Paris とその上のペディメントに置かれた「パリ市章」。
3本マストの帆船。<揺蕩えども沈まず>のリボンは市章の下に。月桂樹の小枝が左に、オークの小枝は右に。慎重と警戒 Prudence et Vigilance の寓意像が市章を支える。
肉眼では見えにくい。

 

台風21号接近中。

フランス革命 ‘ジロンド派の女王’ と呼ばれたロラン夫人

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フランス革命のジロンド派の指導者の一人で、「ジロンド派の女王 」と呼ばれたロラン夫人 Madame Roland (1754-93) の座像がヴァンセンヌの森に隣接するサン=モール=デ=フォセ Saint-Maur-des-Fossés の Square Hameln に置かれている。パリ市所有。
ダントン、ロベスピエールとの対立抗争に敗れ、「自由よ、汝の名の下でいかに多くの罪が犯されたことか」の言葉を残して断頭台の露と消えた。
この大理石像の石膏模型 (1899) はヴィジーユ Vizille にある<フランス革命博物館 Musée de la Révolution française>にあるようだ。Charles-Vital Cornu (1851-1927) の作品。

Madame Roland / Charles-Vital Cornu / Square Hameln / Saint-Maur-des-Fossés

帆船を抱えた少女                 パリを守るサント・ジュヌヴィエーヴ / パリ市庁舎

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Sainte Geneviève / Paul Landowski / Hôtel de Ville de Paris

サンルイ島と左岸を結ぶトゥールネル橋でパリを守護するサント・ジュヌヴィエーヴ  Sainte Geneviève の原像はパリ市庁舎のホールに置かれている。
パリを寓意する「帆船を抱えた少女」の両肩にパリの守護聖人である「サント・ジュヌヴィエーヴ 」が暖かい母の手を差し伸べている。
ポール・ランドウイスキー Paul Landowski (1875-1961) はサンテティエンヌ・デュ・モン教会にある Institut des dames de Sainte Geneviève が寄贈した石材にこれを彫刻した。

 

キルフェボン Qu’il Fait Bon のフルーツタルト美味しくいただきました。

 

Foujita が描いた スージー・ソリドール Suzy Solidor

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Années folles:狂乱の時代と言われる 1920-29 の10年間、第一次大戦後恐慌までの芸術の花開いた時期に、歌手だったスージー・ソリドール Suzy Solidor (1900-83) は活躍中の多くの有名画家のモデルとなった。

Portrait de Suzy Solidor / 嗣治 Foujita / Château Grimaldi / Ville de Cagnes-sur-Mer

モデル料は自分の店に展示することを条件に絵で頂くというものだった。
彼女がキャバレー La Vie Parisienne をオープン (1930) したときには 33点の肖像画があって大いに繁盛したという。最も多くの画家に描かれたモデルと言われる。
藤田嗣治による Portrait de Suzy Solidor (1927) もその中の一点だ。
彼女が老後を過ごした Ville de Cagnes-sur-Mer の Château Grimaldi (グリマルディ城美術館) にあリ、かねてから行きたかったのだが、今夏、パリのマイヨール美術館で開かれた藤田展で見ることができた。

ミャンマー ãƒŸãƒ£ãƒ³ãƒžãƒ¼ã®å›½æ——