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馬場先門で日比谷濠を渡って坂下門に向かう途中で、伏見櫓と二重橋を見た。
手前の2連アーチの石橋が皇居正門に二重橋濠を渡る正門石橋で、奥の鉄橋 (てつばし) が二重橋 (正門鉄橋) で再度濠を渡って西の丸玄関門に至る。1径間のアーチ上路橋だが、江戸初期 (1614) 、橋脚用の長尺の材木が無く脚部の石垣を張り出して桁を掛けその上に橋脚と桁を乗せて架橋したため、橋の上に橋が載る二重橋と呼ばれた。
伏見櫓は秀吉の伏見城から移築されたと伝えられ、月見用を兼ねた多聞を付置している。
無粋にも背後に紀尾井町ビルの頭が写っている。