ライの聖母マリア教会の「塔時計」

   depuis  2001

The clock on the turret / The golden weather vane / St Mary’s Church / Rye / East Sussex / South East England / England

12世紀初頭に建設されたライの聖母マリア教会 (1103) はイーストサセックス大聖堂と呼ばれるほどの格式があったらしい。フランスに持ち去られた St Mary’s Church の6口(個)の鐘を奪回した (1377) ものの、鐘の一つは侵攻時の警鐘用に Watchbell Street に吊るされることとなり、教会に返されたのは16世紀に入ってからだった。新しく設置し直された打鐘時計 (1561頃) は今も現役の「塔時計 turret clock 」の中では最古のものの一つとされている。振り子は後に加えられ、時計版と15分を刻む「Quarter Boys」は1760年に取り付けられた。さらに、6口の鐘は改鋳され2口の鐘が増設されて (1775) 現在に至っている 。
風見鶏 (1703)。
ソロモンの知慧 2章5節 冒頭<For our time is a very shadow that passeth away. らの生涯ぎゆく>。