無原罪の聖母マリア / サン=シュルピス教会

   depuis  2001

聖母の足が蛇を踏みつけることによって、エデンの園で蛇に唆された”エヴァの罪”から人間を解き放つ存在であることを示す。
サン=シュルピス教会の聖母礼拝堂のニッチに置かれたジャン=バティスト・ピガール  Jean-Baptiste Pigalle (1714-85) 作の大理石像<聖母子 Vierge à l’Enfant (1774)>
その上に、アヴェ・マリアのモノグラム AM と「無原罪の 聖母マリア / ノートルダム B・M・V・IMMACULATAE 」。
B・M・V : Beatae Mariae Virginis = Notre-Dame / 我らの貴婦人 / 我らの聖母マリア。

フランス学士院 の ナポレオン1世像

   depuis  2001

フランス革命後ナポレオン1世はルーヴル宮にあったフランス学士院をマザランの創設した大学 Collège des Quatre-Nations に移転しました (1805) 。         フランス学士院

Napoléon empereur (1807) / Philippe-Laurent Roland (1746-1816) / Coupole de l’Institut de France

大学の礼拝堂だったクーポール (丸屋根) のニッチにナポレオンの全身像が置かれています。フィリップ=ローラン・ローランド Philippe-Laurent Roland (1746-1816) の作品<Napoléon empereur (1807)>です。
頭に月桂冠、ミツバチ模様のコートを着、レジオン・ドヌール勲章を付けた鷲のネックレス、左手に王杖、右手に月桂樹の花輪を持っています。花輪を置いた台座にはローマ神話で「知恵と戦略の女神ミネルヴァ Minerve 」の浅浮彫が・・
ミツバチ、鷲は皇帝ナポレオンの属性です。